看護師10名、理学療法士4名、作業療法士2名のチームで、介護保険、医療保険、精神科の訪問看護を行っています。小学生からご高齢の方まで、病気や障害があっても、住み慣れたご自宅でその方らしく暮らし続けられるよう、お一人おひとりに合わせて支えます。
介護保険・医療保険の訪問看護
退院後の療養、持病の管理、ご家族の介護の負担など、ご自宅での暮らしにはさまざまな心配ごとがあります。看護師が定期的にご自宅を訪問し、主治医の指示のもとで、全身状態のアセスメントから医療処置、日々のケアまで行います。小さな変化も主治医やケアマネジャーにお伝えし、安心して療養を続けられるよう支えます。
こんな方に
- 退院後のご自宅での療養が心配な方
- 持病があり、体調やお薬の管理に不安がある方
- 医療処置を受けながら、ご自宅で過ごしたい方
- ご家族の介護の負担を軽くしたい方
主な内容
- バイタルサインの測定と、全身状態のアセスメント
- 服薬管理(服薬状況の確認、副作用の観察、飲み忘れの防止)
- 主治医の指示に基づく医療処置と、医療機器の管理
- 褥瘡(床ずれ)の予防と処置、スキンケア
- 清潔ケア(入浴介助、清拭)と排泄ケア(排便コントロールを含む)
- 栄養状態や飲み込みの確認と、脱水や誤嚥の予防
- 感染予防と、急な体調変化の早期発見
- ご家族への介護方法のご説明とご相談
- 主治医、ケアマネジャー、ヘルパーなど多職種との連携
介護保険と医療保険のどちらを使うかは、年齢や要介護認定の有無、病状などによって決まります。
精神科訪問看護
こころの不調は目に見えにくく、ご本人もご家族も、一人で抱え込みがちです。精神科の経験や研修を積んだ看護師がご自宅に伺い、お話をじっくり伺いながら、症状や体調、生活のリズム、お薬のことを一緒に考えます。小学生からご高齢の方まで、学生さんも多くご利用いただいています。ご本人のペースを大切にしながら、できることを少しずつ増やしていけるよう支えます。
こんな方に
- 気分の落ち込みや不安が続いている方
- 眠れない、生活のリズムが崩れている方
- お薬を続けることや、通院に不安がある方
- 退院後の生活に不安がある方
- ご家族として、どう関わればよいか悩んでいる方
主な内容
- 精神症状と身体状態の観察、アセスメント
- 再発のサインの早期発見と、悪化を防ぐための関わり
- 服薬支援(服薬状況や副作用の確認、服薬を続けるための工夫)
- 通院を続けるための支援と、受診の調整
- 睡眠、食事、生活リズムなど、セルフケアの支援
- 不安やストレスへの対処方法を一緒に考える支援
- 対人関係や日常生活のお悩みのご相談
- 自立支援医療など、制度や手続きのお手伝い
- ご家族への支援(病気の理解、関わり方のご相談)
- 主治医、相談支援専門員、行政機関などとの連携
主治医の精神科訪問看護指示書に基づいて訪問します。自立支援医療をお使いいただけます。
リハビリテーション
理学療法士と作業療法士が、ご自宅に伺ってリハビリを行います。実際に暮らしているお部屋の段差や、お風呂、トイレで練習できるのが、訪問リハビリのよさです。「自分でトイレに行きたい」「近所まで散歩したい」といった目標を一緒に決め、暮らしの中でできることを広げていきます。
こんな方に
- 退院後、体力や筋力の低下が心配な方
- 転びやすくなった方
- 歩く、立ち上がる、移る動作を続けたい方
- 手すりや福祉用具について相談したい方
主な内容
- 身体機能の評価(筋力、関節の動き、バランス、体力)
- 起き上がり、立ち上がり、歩行などの基本動作の練習
- 着替え、トイレ、入浴、食事など、日常生活動作(ADL)の練習
- 家事や外出など、暮らしに必要な動作(IADL)の練習
- 転倒予防と、住環境の評価
- 手すりの設置や住宅改修、福祉用具の選び方のアドバイス
- ご家族への介助方法のご説明
訪問看護ステーションからのリハビリは、看護の一環として行います。
関係機関との連携
訪問看護は、ご本人とご家族、そしてたくさんの専門職のチームで支えるものです。訪問のたびに状態を記録し、主治医には訪問看護計画書と報告書でお伝えします。ケアマネジャーや相談支援専門員、病院、行政機関などとも連絡を取り合い、必要な支援につなげます。
こんな方に
- 複数の病院や支援機関にかかっている方
- どこに相談すればよいか分からない方
- ご家族だけで調整するのが大変な方
主な内容
- 訪問看護計画書と報告書による、主治医への報告
- サービス担当者会議への参加
- ケアマネジャー、相談支援専門員との情報共有
- 受診の調整
- ほかのサービスや支援機関へのつなぎ
- 状態に合わせた訪問内容の見直し
Medical Care
対応できる医療処置
栄養管理
経管栄養法(胃ろうを含む)在宅中心静脈栄養法(IVH)
呼吸管理
在宅酸素療法(HOT)気管カニューレ管理吸引
排泄管理
膀胱留置カテーテル腎ろう・膀胱ろう人工肛門(ストーマ)人工膀胱
注射・カテーテル
点滴・静脈注射その他カテーテル管理
ご状態や主治医の指示により、ご相談のうえ対応します。
On Call
オンコール
介護保険・医療保険の訪問看護
オンコールをご契約の方には、夜間、休日の病状変化について、オンコール担当が24時間、電話で相談に応じます。
- 発熱、疼痛の増強、全身状態の変化
- 転倒
- カテーテル、胃ろう、在宅酸素などのトラブル
状況を確認のうえ助言を行い、必要に応じて緊急訪問や主治医への連絡を行います。
精神科訪問看護
夜間、休日の症状の変化について、オンコール担当が電話で相談に応じます。
- 不安、焦燥感の増強
- 不眠の持続
- 服薬に関する相談
- ご家族からの相談
状況を確認のうえ助言を行い、必要に応じて緊急訪問や主治医への連絡を行います。
Flow
ご利用の流れ
ご相談・お申し込み
お電話またはFAXでご連絡ください。ご本人、ご家族のほか、ケアマネジャー、医療機関、保健所、行政機関などからのご相談も承ります。現在の状況、主治医、ご利用の保険、開始希望時期をお伺いします。
ご面談
ご本人とご家族にお会いし、お困りのことやご希望を伺います。訪問の内容、回数、費用についてもご説明します。
主治医の指示書
訪問看護を始めるには、主治医が発行する指示書が必要です。精神科の訪問看護では、精神科訪問看護指示書をお願いします。
ご契約
契約書と重要事項説明書の内容をご説明し、ご同意いただいたうえでご契約します。オンコールについても、このときにご案内します。
訪問の開始
訪問看護計画書を作成し、計画に沿って訪問を始めます。ケアマネジャーがいらっしゃる場合は、ケアプランと合わせて進めます。
連携と見直し
主治医に計画書と報告書で状況をお伝えし、関係機関と連携しながら、状態に合わせて内容を見直します。
Fee
費用について
訪問看護は、介護保険または医療保険を使ってご利用いただけます。医療保険には、健康保険(社会保険)、国民健康保険、後期高齢者医療制度があります。どの保険を使うかは、年齢、要介護認定の有無、病状などによって決まります。精神科訪問看護は、主に医療保険でのご利用となり、自立支援医療の対象になる場合があります。自己負担は保険の種類や負担割合、訪問の内容によって変わります。詳しくは、ご契約の前に契約書と重要事項でご説明します。
ご負担を軽くする制度があります
訪問看護は、保険や公的な制度を使ってご利用いただけます。制度によっては、月々のお支払いに上限があったり、お支払いのない方もいらっしゃいます。
自立支援医療精神科訪問看護は、自立支援医療の対象です。原則1割負担で、所得に応じて月々の上限があります。受診やお薬と合わせての上限です。
介護保険要介護認定を受けている方は、介護保険でご利用いただけます。自己負担は所得に応じて1割から3割です。
医療保険の上限高額療養費制度などにより、ひと月のお支払いに上限があります。
各種の医療費助成障害者医療費助成や生活保護など、お住まいの市区の制度で、ご負担が軽くなる場合があります。
どの制度が使えるか、実際にどのくらいかかるかは、お一人おひとり異なります。手続きのお手伝いもいたしますので、まずはお気軽にご相談ください。ご契約の前に、詳しくご説明いたします。